標記国際研究集会が7月2日(月)から6日(金)の間、理学部4号館508研究交流室において開催されました。このシンポジウムは、リー群の表現論と微分方程式系をコアとした幅広い数学分野での研究交流・促進を図ることを目指し、科学研究費補助金のほか、21世紀COEプログラム「特異性から見た非線形構造の数学」および環太平洋数学協会(The Pacific Rim Mathematical Association, 略称PRIMA)の支援を受けて行われたものです。フランス、中国、米国など国内外から約50名の数学者が参加し、19件の招待講演と活発な研究交流が行われました。これが我が国で初めて開催されるPRIMAイベントとなりました。詳細はホームページをご覧ください:http://coe.math.sci.hokudai.ac.jp/sympo/070702/
 PRIMAは環太平洋地域における数学研究教育の発展を促進するため、同地域の数学研究教育機関や数学会などを加盟団体とする協会として2005年に設立されました。本研究院数学部門は2006年7月にPRIMAに加盟しています。 PRIMA/PIMS本部のあるBritish Columbia大学(カナダ・バンクーバー)には、札幌農学校2期生にして現在の北海道大学の基礎を築いた新渡戸稲造博士を記念した庭園があり、同博士の若き日の志である「願はくは、われ太平洋の橋とならん」が和文で記された石碑がおかれています。
 これは、数学部門近くの花木園にある新渡戸博士顕彰碑に英文で記された “I wish be a bridge across the Pacific”と好対照をなしています。

写真: 左はIvar Ekeland PIMS 所長、
右は数学部門寺尾宏明教授
(バンクーバー・新渡戸記念庭園にて)









写真:研究集会のプログラム