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北大から世界へ:北大の「生物ロボットコンテスト(於:MIT)」チーム結成

アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)で毎年開催されている「生物ロボット」コンテストに参加する北大チーム(理・工・農・医・獣医の学部生中心)が結成されました。「http://igemsapporo.com/
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道新に紹介されました
このコンテストでは遺伝子の部品を組合せて生物装置を作り、それを細胞に埋め込むことにより、ヒトの役に立つ生物(「生物ロボット」)を2ヶ月間かけて作り、MITでの英語での発表をとおして、チームの発想力・デザイン力・作り上げる能力などを競います。2004年に第一回発表会が開催されて以来、参加チームの数も年々増え続け2010年には世界の名だたる有名大学から128チームが参加します。「http://2010.igem.org/Main_Page
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近い将来、ヒトの生活のいたるところで活躍する「生物ロボット」の作製技術が重要な産業分野を支えるものとなることは明らかで、2007年にはこの分野の研究の重要性にいち早く気付いたマイクロソフト社のビル=ゲイツ氏は、こうした取組みに対し、4,700万ドル(約40億円)を寄付しています。合成生物学の歴史は古く、分子生物学の出現とともに発展してきました。例えば、1960年代のニーレンバーグ氏やコラーナ氏らによる合成DNAを用いたコドン表作りの研究などがあげられます。また、最近の研究ではベンター氏らによるφX174の全合成やマイコプラズマゲノムの全合成の研究は有名です。日本人にとってこの分野の研究で身近なものとしては、京都大学の山中伸弥氏のiPS細胞(臓器再生の元となる幹細胞)の樹立の研究などが例として挙げられます。
「作ることによって、新しい道を切り開く研究」の発展には、古い常識に囚われない若者たちの自由な発想力と活力が不可欠であり、後継者の育成という意味においても、こうした企画は重要です。そのために、今年の2月に北大でもチームを結成し、これまで勉強を重ね、現在、発表会に参加するための資金集めをしているところです。参加には総額300万円(チーム参加登録費:20万円、個人の参加登録費:18万円、実験費:100万円、参加旅費:150万円、諸経費:12万円)が必要です。皆様におかれましては、是非、この企画の魅力と重要性をご理解いただき資金援助をお願いしたく存じます。個人・企業・各種団体からの寄付を集めておりますので、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
提案者:北海道大学地球環境科学研究院・山崎健一
http://noah.ees.hokudai.ac.jp/emb/ymzklab/yamazaki.html

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