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増田研究室の木下さんが学会で最優秀ポスター賞受賞

多様性生物学系・遺伝的多様性研究室(増田研究室)の大学院生・木下えみさんが、平成29年9月8日~11日に開催された日本哺乳類学会2017年度大会(富山大会)において、最優秀ポスター賞を受賞しました。木下さんは、当学科の卒業生です。

賞状を手に微笑む木下さん

 

発表タイトルは「アジアアナグマとヨーロッパアナグマの交雑に関する遺伝学的解析」となっています。以下、増田先生と木下さんによる解説です。

当研究室では、これまでロシアとの共同研究として、ヨーロッパアナグマ(Meles meles)とアジアアナグマ(Meles leucurus)の系統地理学的研究を進めてきました。その一環として、母系遺伝するミトコンドリアDNA、父系遺伝するY染色体DNA、両性遺伝する常染色体DNAを詳細に比較解析し、ロシアのヴォルガ川周辺域で分布を接する両種の詳細な分布状況を明らかにしました。さらに、両種の間で交雑が起こっていることを遺伝学的に初めて証明しました。この成果は、哺乳類の種分化を考える上でも重要な情報になると考えられます。

 

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