生物学とは?

生物学は、多種多様な生き物を対象とし、目には見えない分子や遺伝子の働きを明らかにしようという分子レベルの研究から、個体としての生き物がどのように周囲の環境に適応し、そして環境とどのような関わりを持ちながら生きているのかという集団レベルの研究まで、広い分野をカバーする学問です。

 

なぜ生物学を学ぶか?

生物の営みの基本にある原理や新しい真理を探求することが生物学の目指すところですが、そこから得られる発見は、現在、人類が直面している食料危機,環境破壊,人口増加などの社会的問題の解決に役立つと期待されています。今や生物学的な考え方なくして、21世紀の人類の発展を望むことは不可能と言えましょう。生物学が医学、薬学、農学、水産学の基礎として、学問上のみならず、社会的にもますます重要になってきている今日、好奇心あふれる諸君が生物学を志し、その発展に貢献してくれることを期待しています。

 

生物科学科(生物学)で行われている研究

理学研究院生物科学部門では、分子から細胞、動植物個体の発生や環境適応、脳・認知・行動にわたる生物学の研究を基礎的な視点から行っています。また、社会的要請も視野に入れた生物学研究も行っています。理学研究院自然史科学部門は、生物の系統関係や進化の研究をしています。また、地球環境科学研究院環境生物科学部門では主に環境科学的観点から、理学研究院附属ゲノムダイナミクス研究センターでは主として遺伝学的観点から、生物学の研究を行っています。さらに、北方生物圏フィールド科学センターに属する2つの臨海実験所等では、海棲生物の研究を行っています。

 

北大生物科学科(生物学)の特徴

このように、大学内のさまざまな部局にまたがって多様な分野を研究している教授陣が生物学の広い分野をあまさずカバーしているのが本学科の特色です。私たちは、生物学に関する学生諸君のどんな関心にも応えることができると自負していますので、意欲的な学生諸君の入学・進学を待ち望んでいます。

生物科学科(生物学)教員一同