“種分化は生物多様性の始まり” 片倉晴雄 教授

研究分野・テーマ・内容

研究分野 種分化学 分類学
研究テーマ 食植性昆虫の種分化の仕組みを探る

研究内容

これまでに命名記載された現世生物のおよそ4分の1が生きた植物の組織を食べる昆虫といわれています。食植性昆虫の種数がこのように多いのは、何か特別な理由があるのかもしれません。私たちの研究室では、テントウやハムシを材料として、食草を変えることが集団間の遺伝子の交流を遮断し、新しい種を産出する可能性について様々な角度から研究をしています。

種分化学 分類学の関連画像

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メッセージ

 フィールドに出てムシたちの生活を見るのは楽しいものです。そこから発展させて、種分化という進化の大問題にアプローチしている私たちは幸せだと思います。フィールドは世界に開いています。外国の見知らぬムシを調べて学問的な成果を得るだけではなく、よその国の人々と共同で研究をし、その国の人達の暮らしぶりを見ることによって視野が大きく広がって行くのを実感しています。

参考文献・論文・著書

  • ・片倉晴雄:動物の種分化機構、190-216(岩槻邦男、馬渡駿介(共編):バイオディバーシティ・シリーズ 第1巻:生物の種多様性、裳華房、東京)(1996)
  • ・片倉晴雄:個性豊かなマダラテントウ、236-253(丸山宗利(編著):森と水辺の甲虫誌, 東海大学出版会, 東京)(2006)
  • ・片倉晴雄・馬渡駿介(共編):シリーズ21世紀の動物科学 2 動物の多様性, 培風館, 東京(2007)