The Masaoki’s Lab

Field Ornithology and Island Biology

 
 

鳥類は1万余種という種多様性を持ち、さらに単なる地理的な隔離だけではその分化の理由を説明できない程多くの近縁種や亜種が生息しています。大小様々な島から構成れる日本列島には、未だ認識されていない進化的な単位が、他地域よりも多いことが分かってきました。南西諸島の小島嶼は、進化生物学的視点から非常に有用な素材を提供します。卓越した移動能力を持ち、地理的障壁が隔離に機能し難い鳥類では、特に局所適応、近親交配、種間相互作用、配偶者選択などの生態学的な観点が重要になります。私たちは音響学、分子生物学、地理情報システムなどを用い、多面的に研究を展開しています。


最も重要なことは、自分でフィールド歩き、対象種をじっくり観察することです。研究の流行に遅れずとも流されず、100年後にも価値あるデータの蓄積に努めたいと考えています。


ここでは、私と研究グループの紹介をします。

現在の研究対象種は、リュウキュウコノハズク(南大東島、宮古島、琉球列島)、モズ(大阪河内長野)、ヒクイナ(大東諸島)、アカショウビン(琉球列島)です。


様々な地域で録音・撮影された鳴き声・写真も掲載しています。順次追加予定です。リンク集には、世界の主要な鳥類学の学術雑誌、アジア・オセアニアの鳥学会、いくつかの大学付属研究施設などを集めました。


本サイトには、ダイトウコノハズク保全研究グループに関する情報を含みます。

 

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2016/5/6 もろもろ修正 


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