植物ホルモン受容体の分解を制御する脱ユビキチン化酵素を発見 EMBO reports誌へ発表

植物のバイオマス増加を支える脱ユビキチン化酵素を発見し,論文を発表しました。

植物ホルモン「ブラシノステロイド」の受容体タンパク質BRI1の量を維持するために脱ユビキチン化酵素UBP12/13が重要な機能を果たすことを明らかにしました。UBP12/13がK63型ユビキチン鎖を分解標的にすることも発見しています。

Deubiquitinating enzymes UBP12 and UBP13 stabilize the brassinosteroid receptor BRI1

EMBO reports, 2022, e53354 (doi: 10.15252/embr.202153354)

Yongming Luo,Junpei Takagi, Lucas Alves Neubus Claus, Chao Zhang, Shigetaka Yasuda, Yoko Hasegawa, Junji Yamaguchi, Libo Shan, Eugenia Russinova, Takeo Sato

大学HPプレスリリースサイトにも掲載されていますので,そちらもご覧ください。

より詳しい解説記事はこちらです。