課題解決の手法を学ぶ2+2日間 北海道大学サマーインスティチュート

北海道大学は2026年の創起150年に向けて「世界の課題解決に貢献する」大学を目指しています。我が国の課題である少子高齢化、経済の長期低迷や産業競争力の低下、地域コミュニティの衰退等は、成長著しいアジアの国々で今後問題となっていきます。北大では、これらの課題解決に貢献する「イノベーションを創出し、社会の改革を主導する人材」を育成する教育プログラムを開発、実施しております。このたび、通年の大学院プログラムとは別に、この夏(8月、10月)、2日間×2の集中演習を開講いたします。イノベーション人材を目指す、もしくはその育成に関心のある方の参加を募集いたします。

 

対象者:大学院生、教員、産学連携、人材育成関連職員、学外の課題を解決する新規事業の立ち上げにご関心がある方。

日 時:

・Part1 平成27年8月22日(土曜日)〜  8月23日(日曜日)

・Part2 平成27年10月10 日(土曜日)〜  10月11日(日曜日)

場 所:北海道大学工学部B棟2階 アカデミックラウンジ3

 

プログラムの内容

part1 : 解決すべき課題の芯をつかむ(ケースタディーとリサーチ演習)

8月22日: 13:00 〜 15:20

講義:「ビジネスイシュー、ソーシャルイシュー双方に通用する課題解決の手法」

講師:グロービス経営大学院 山中礼二 先生

内容:課題を解決するために新しい事業を起こす、スキルやプロセスは、プロフィット、ノンプロフィットに関わらず、共通する部分が多くあります。グロービス経営大学院で学ぶ方たちも、利潤を追求するためにビジネススキルを学びに来ているわけでなく、どちらの課題解決にもつながるスキルや知識を身につけていきます。社会に必要とされるサービスは社会の課題を解決するためのビジネスでもあります。事例をお話ししながら、どちらも一緒に考え、事業を起こしていく過程を紐解いてみます。

15:30 〜 17:00

講義:「課題の芯を捉えるリサーチの手法」

講師:グロービス経営大学院 川上 慎市郎 先生

内容 :生活者の抱える課題は、それが本質的かつ深刻なものであればあるほど、実際の生活者自身の意識において顕在化していません。ソーシャルイシューの解決のために、その課題の芯となる部分をインタビューでえぐり出し、的確に構造化・言語化する手法をご紹介します。

 

8月23日:

講師:川上 慎市郎 先生

9:00 〜  :インタビュー

11:30 〜:グループワーク(昼食を挟みます)

14:30 〜 16:30:発表と講評

 

Part2:課題解決のデザイン – サービスデザイン・ワークショップ

フィンランド・ラップランド大学サービスデザイン学科と北大が共同開催。ビジネスイシュー・ソーシャルイシュー、双方の課題解決のためのデザイン思考を学びます。

日程や詳細については、8月に再度受講生募集のお知らせと共に発表いたします。Part1を受講した方は優先的に参加いただけます。

参加申し込み

申し込みフォームから事前にお申し込みください。先着順に、定員になりしだい締切ますのでご了承ください。

申し込みフォーム

連絡先

本プログラムは、北海道大学トップコラボ事業の支援を受け、実施いたします。

主催 北海道大学

共催 グロービス経営大学院

お問い合わせ 北海道大学理学研究院アクティブラーニング推進室

namba@high.hokudai.ac.jp 011-706-5592 (担当 難波)