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増田先生が著書を出版しました

多様性生物学系の増田隆一教授が編者となり、東京大学出版会より著書「日本の食肉類:生態系の頂点に立つ哺乳類」が出版されました。

表紙:純白冬毛の動物は北海道のオコジョです。

 

日本在来の食肉類13種すべてについて、気鋭の各研究者がこれまで向かい合ってきた対象種の魅力と研究の最前線を紹介する日本で最初のパイオニア的な学術書です。本書を構成する12章のうち、第1章「クロテン」については、本学科卒業生の村上隆広氏(斜里町立知床博物館館長)が執筆しています。哺乳類の中でも食肉類は、捕食者として生態系の頂点に立っているだけではなく、キツネと寄生虫との特異的な関係、タヌキやアナグマのタメ糞や匂い物質による個体間コミュニケーションやなわばり形成、テンによる種子散布、タヌキやキツネの都市生活への適応、ヤマネコの島嶼環境への適応、ラッコの海生適応、ニホンイタチ・テン・アナグマなど固有種への種分化に見られるような興味深い生物学的特徴を示すため、多様な研究が進んでいます。生態、行動、進化、分類、保全生物学に興味をもつ学生や若手研究者のみなさんに是非読んでいただきたい待望の一冊です。

 

本書のウェブサイト:http://www.utp.or.jp/book/b371528.html

 

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