理学研究院等技術部における生産品等作製料について

 

平成30年7月10

(業務責任者)大学院理学研究院長

 

北海道大学大学院理学研究院等技術部における生産品等作成受託内規第7条第1項に基づき、生産品等作製料について、下記のとおり定める。

 下記の取り扱いは、上記内規の施行期日である平成30年8月1日から適用するものとする。

 

 

1.ガラス工室

ガラス工室における生産品作製料は、以下のA~Dの項目毎に計算した合算額とする。

 

・原材料費  ・・・ 作製のために購入した原材料費、消耗品等の合計

  【計算式】ガラス工室で立替えて購入した原材料費購入額の実費額   = ○○○円・・・【A】

 

・減価償却費等・・・ 作製に使用する設備の減価償却費及び修繕費

 【計算式】減価償却費 取得価格×0.9(残存率10%)÷耐用年数÷245日÷8時間・・・(ア)

修繕費 = 減価償却費×15%                   ・・・(イ)

→ 減価償却費(ア) + 修繕費(イ)          = ○○○円・・・【B】

 

・光熱水料  ・・・ 作製に使用する設備の電気料

【計算式】消費電力 × 電気料単価(本学で定められた単価)     = ○○○円・・・【C】

 

・その他経費 ・・・ 作製のため出張した場合の旅費、送料、その他必要となった経費の実費額

【計算式】 本学が立替えて支弁した旅費等の実費          = ○○○円・・・【D】

 

2.機械工作室

機械工作室における生産品作製料は、以下のA~Eの項目毎に計算した合算額とする。

 

・人件費   ・・・ 作製に要する時間に応じた機械工作室技術補佐員の人件費

  技術補佐員人件費日額8,700円 ÷ 7.75時間 = 1,122.58円 ≒ 1,100(端数調整)

【計算式】作製に要する時間数 × 時間単価(1,100円)      = ○○○円・・・【A】

 

・原材料費  ・・・ 作製のために購入した原材料費、消耗品等の合計

  【計算式】機械工作室で立替えて購入した原材料費購入額の実費額   = ○○○円・・・【B】

 

・減価償却費等・・・ 作製に使用する設備の減価償却費及び修繕費

 【計算式】減価償却費 取得価格×0.9(残存率10%)÷耐用年数÷245日÷8時間・・・(ア)

修繕費 = 減価償却費×15%                   ・・・(イ)

→ 減価償却費(ア) + 修繕費(イ)         = ○○○円・・・【C】

 

・光熱水料  ・・・ 作製に使用する設備の電気料

【計算式】消費電力 × 電気料単価(本学で定められた単価)    = ○○○円・・・【D】

 

・その他経費 ・・・ 作製のため出張した場合の旅費、送料、その他必要となった経費の実費額

【計算式】 本学が立替えて支弁した旅費等の実費          = ○○○円・・・【E】

 

3.薄片技術室

薄片技術室における生産品作製料は、以下のとおりとする。

 

区    分

料   金

パターンA:通常薄片カバー貼

1枚当たり  ,400円

パターンB:鏡面研磨薄片

1枚当たり  ,000円

パターンC:研磨片

 1個当たり  ,200円

パターンD:切断(5㎜厚スライス)

 1スライス当たり    400円 

パターンD´:切断【大】(5㎜厚スライス)

 1スライス当たり  500円

備考

 1 【大】とは,20㎝以上の切断面を有する試料をいう。