試料調製(作製手順)の紹介

当技術室の試料調製方法(薄片・研磨薄片・研磨片・乾式研磨法)を紹介します。

試料調製方法は、試料の種類や技術者によって、それぞれ違いがあります。
ここでは一般的な試料製作工程を紹介します。

かんらん岩の顕微鏡観察

かんらん岩の顕微鏡観察

 

1.岩石薄片・・・・厚さ約30μmに調整した薄片試料にカバーガラスを接着したもの。
偏光顕微鏡観察用の最も基本的な試料。

2.岩石研磨薄片・・・・薄片試料の表面を更に細粒の研磨材で仕上げることで、偏光顕微鏡&反射顕微鏡の他にSEM・EPMAに対応する試料。

3.研磨片・・・・反射顕微鏡による表面観察・SEM・EPMA・SIMS(同位体顕微鏡システム)等に対応する試料。

新しい技術:乾式研磨法・・・産業技術総合研究所(地質試料調製グループ)が開発した、加熱及び液体の使用による試料破損を抑え、従来の湿式法に比較して試料に与える負荷が少ない最も新しい試料調製方法です。(特許第5633078号「乾式研磨法による脆弱試料薄片の作製法」