調査観測:長野県北部の地震に関する観測

長野県小谷村に設置した地震観測装置

2014年(平成26年)11月22日に長野県北部においてマグニチュード6.7の内陸地震が発生し多くの被害が発生しました.被害を受けられた全ての皆様に,心よりお見舞い申し上げます.

北海道大学地震火山研究観測センターは,東京大学地震研究所・九州大学・東北大学と共同で詳細な余震活動の調査を実施するため,11月24日に長野県小谷村内に2か所の臨時地震観測点を設置しました.得られたデータは他大学等のデータと併合処理の後,精密な震源分布の推定や地下構造調査に活用される予定です.

計測機器の設置にあたっては,小谷村の地権者の方からご協力を頂いています.写真は当センターの大園講師によるものです.

地震による地すべり