A. ときどき日本で火山がふんかしたことがニュースになりますが、火山は陸地(りくち)だけでなく、海の底(そこ)にもあります。今年(2013年)の11月に、日本の南の小笠原(おがさわら)というところで、新しい島(しま)ができましたが、これは海の底(そこ)で火山がふんかしたためです。
火山がふんかすると、石があつくなってどろどろにとけたもの(ようがん)が地面(じめん)の下から出てきます。海の底(そこ)で火山がふんかすると、出てきたようがんが海の水で冷(ひ)やされてかたまって石ができます。
世界中(せかいじゅう)には、海の底(そこ)からようがんがもっとたくさん出てくるところがあって、そこでできた石が海の底(そこ)をおおっているのです。
(海底地震研究分野・村井芳夫)