過去の出来事は以下からご覧になれます。

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  2024年2月1日(木) 研究実習発表会  
 
学部4年生による研究実習発表会いわゆる卒業研究発表会が開催されました。今年は久々にまったく制限のない発表会となり、学生たちは朝から夕方までポスターを使った発表を行いました。その後、教員による判定会議を経て、写真撮影から懇親会という流れをみんなで楽しむことができたと思います。木村・藤森グループからは李墨含さんが1年間頑張った成果を立派に発表できました。この経験を活かして卒業後も活躍を期待しております。



 
  2024年1月16日(火) 日本語の原著論文紹介を発表しました  
 
2022年にPLOS ONE誌に発表した大塚さんの論文を日本語で解説した総説論文が、比較内分泌学第49号第177巻に掲載されました。我々が発見した精巣特異的長鎖非コードRNAの1つであるStartの、精母細胞における機能を明らかにしたものです。興味を持たれた方はご覧ください。

 
  2023年11月17−19日(金−日) 日本比較内分泌学会福岡大会に参加  
 
福岡市の九州大学西新プラザにて開催された第47回日本比較内分泌学会大会及びシンポジウムに、木村と藤森先生と佐藤丈生さんが参加し、丈生さんは発表も行いました。コロナ禍も明けて、久々にまったく制限のない大会となり、皆さん研究交流を大いに楽しんでいたようです。特に若い学会員が活発に議論していた点は印象深く、我々もよい刺激をいただきました。これを機にますます研究を進めていきたいですね。発表タイトルは「マウス精巣特異的長鎖非コードRNAの転写活性化におけるPTBP2タンパク質の寄与」(佐藤丈生)でした。



 
  2023年10月16日(月) 論文アクセプト!  
 
佐藤丈生くんを第一著者とする論文がGene誌にアクセプトされました。タイトルは「PTBP2 binds to a testis-specific long noncoding RNA, Tesra, and activates transcription of the Prss42/Tessp-2 gene」です。この論文では、我々の研究室で発見した精巣特異的long noncoding RNAlncRNA)の1つTesraが、PTBP2タンパク質と協力してPrss42/Tessp-2遺伝子を転写活性化できることを証明しました。精巣lncRNAが作用する際の分子メカニズムに関しての知見は極めて乏しいため、精巣lncRNAの理解を進める重要な成果となりました。

 
  2023年8月7日(月) オープンキャンパスで実習を行いました  
 
北大オープンキャンパスで高校生に実習を行いました。オープンキャンパスもコロナ禍以降オンライン中心になるなど影響が出ておりましたが、今年は久々に通常通りの対面開催となりました。前日の自由参加プログラムに続いて、この日は事前登録した高校生5名に対して、細胞培養と遺伝子導入をテーマとした実習を行いました。全国から集まってくれた高校生たちはみんな熱心に取り組んでくれ、大学における研究の一端がイメージできたのではないかと思います。願わくば皆さん北大に入っていただけますと嬉しいので、今後とも期待しております。

 
  2023年7月14日(金) 生殖発生合同ジンパ開催  
 
4年ぶりに生殖発生合同ジンパが開催されました。生殖発生生物学講座のすべての研究室が集まってジンギスカンパーティ(ジンパ)をしたということなのですが、前回からメンバーが大きく入れ替わっており新鮮な雰囲気でした。ちょっと天気が心配される状況で、実際に少しだけ雨が降りましたけど、皆さん久々の、多くの学生にとっては初めてのジンパを楽しんだと思います。先日の博物館でのパーティに続いて、普段あまり話す機会のない他研究室のメンバーたちと交流できた点はとてもよかったと思います。引き続き生殖発生全体としてよい成果をあげていくキッカケになると信じます。

  

 
  2023年6月26日(月) 研究業績更新  
 
遅くなりましたが、我々の研究業績ページに、藤森先生の発表論文(主要なものだけですが)を追加しました。今後さらに増やせるように頑張っていきます。


 
  2023年6月21日(水) 生殖発生歓迎会  
 
北海道大学総合博物館のカフェスペースにて、生殖発生生物学講座の歓迎会を行いました。4年ぶりの開催となりましたので、改めての顔合わせの意味合いもある会となりました。生殖発生の歴史を知るコーナーや、自己紹介コーナーなど今回も大変盛り上がったと思います。普段あまり関わらない人との交流もでき、講座全体としてますますまとまりが生まれたのではないかと思っております。今後ますますいい研究成果があがることでしょう。なお、今回もすべての準備をしてくださった荻原先生、ありがとうございました。

  

  


 
  2023年4月12日(水)新年度がスタートしています  
 
2023年度がスタートしています。木村グループはこの4月から藤森千加博士を助教として迎えることができ、木村・藤森グループとして新たなスタートを切りました。まだスタートしたばかりなので、藤森先生についての記述が少ない状態ですけど、今後徐々に増やしていく予定です。また、修士1年生に1名と学部4年生に1名の学生も加わり、ますます活気あふれる研究室となっております。みんなでいい研究ができるように頑張りたいところです。




 
  2023年3月6−7日(月−火)修士論文発表会  
 
生命科学院生命システム科学コースの修士論文発表会が対面で開催され、木村グループからは楊紅さんが2日目に発表を行いました。久々の対面開催とあって、皆さん直接の議論を楽しんでいたように見えます。楊さんも立派に発表を行い、質疑にも頑張って答えていました。その結果、楊さんは見事に最優秀発表賞に選出されました。昨年の佐藤丈生さんに続く快挙です。これをはずみとして、博士課程進学後にますます研究を進展させてくれるものと期待します。

  


 
  2022年11月30日−12月2日(水−金) 日本分子生物学会に参加  
 
千葉県の幕張メッセで開催された第45回日本分子生物学会年会に木村と佐藤丈生さんが参加して、丈生さんはポスター発表も行いました。久しぶりに対面参加した大規模な基礎生物学系の学会だけあって、最新の研究動向を把握することができました。また、普段は会うことのできないさまざまな研究者たちと直接話すこともでき、大変有意義な情報交換ができました。初参加の丈生さんも多くのことを吸収したようです。この成果を今後の研究に活かしていきたいですね。発表タイトルは「PTBP2はマウス精巣で長鎖非コードRNAのTesraを介してPrss42/Tessp-2プロモーター活性を制御する/PTBP2 regulates Prss42/Tessp-2 promoter activity via a long noncoding RNA, Tesra, in the mouse testis」(佐藤)でした。

  


 
  2022年10月28−30日(金−日) 日本比較内分泌学会に参加  
 
東京大学で開催された第46回日本比較内分泌学会大会及びシンポジウムに木村が参加し、シンポジウム「内分泌で制御される器官の発生、再生、分化の科学」で講演を行いました。講演タイトルは「マウス精子形成における長鎖非コードRNAの機能と作用機構」で、木村グループの最近の成果を未発表データも交えてお話しました。個人的には反省も多い講演となりましたが、全体としてとてもよいシンポジウムとなり、少しは貢献できたかもしれません。また頑張っていきたいと思います。大会では、このシンポジウム以外にも多くの発表がなされて大変勉強になったうえ、多くの研究者との交流もでき、とても有意義なものとなりました。難しい状況が続く中で開催してくださった、関係者の皆様に深く感謝いたします。

  


 
  2022年9月8−11日(木−日) 日本動物学会と生殖若手の会に参加  
 
早稲田大学で開催された日本動物学会第93回大会に木村と佐藤丈生さんと楊紅さんが参加しました。木村にとっては久々の、学生さんにとっては事実上初めての対面での学会参加となり、全国の研究者たちとの直接の交流を楽しみました。丈生さんと楊さんは立派に口頭発表を行い、質問にも適切に答えていました。ここまで頑張った成果が出たと思います。発表後に議論する姿もありましたので、これをきっかけにまた研究を進展させてくれるものと思います。さらに共同研究者たちと近況や研究の進捗などを直接議論することができた点でも有意義でした。コロナ禍にもかかわらず対面での開催にこぎつけてくださいました実行委員会の先生方はじめすべての関係者に深く感謝いたします。発表タイトルは「精巣特異的長鎖非コードRNAであるTesraノックアウトマウスの生理的解析」(丈生さん)と「Start is a multifunctional long noncoding RNA in the mouse testis」(楊さん)でした。

  

そして、10日の夜からは明治大学で開催された第8回生殖若手の会に参加し、木村は研究発表もさせていただきました。生殖に関する幅広く奥深い研究発表が盛りだくさんで非常に有意義な時間でした。こちらも対面での開催を主導してくださった世話人の先生方と関係各位に深く感謝いたします。




 
  2022年8月30−31日(火−水) 井尻貴之先生特別講義  
 
木村が世話人となって、摂南大学理工学部の井尻貴之先生をお招きし、学部学生向けの特別講義を開催しました。井尻先生は学生時代から生殖に関して多岐にわたる解析を続けて来られ、生殖生物学の研究とはどういうものかを含めて密度の高い講義を展開してくださいました。履修学生にとって、生殖生物学に興味があるかどうかに関わらず、非常に意義のある講義だったと思われます。講義以外でも生殖発生生物学講座の他の教員と交流したり、木村グループの学生たちとディスカッションしたり、大変充実した時間を過ごすことができたと思います。共同研究も含めて引き続き連携していきたいところです。




 
  2022年8月16日(火) 論文アクセプト!  
 
大塚さんを第一著者、楊さんを第二著者とする論文がPLOS ONE誌に掲載されました。タイトルは「Evidence for a functional role of Start, a long noncoding RNA, in mouse spermatocytes」です。我々は昨年、新規の精巣特異的long noncoding RNA(lncRNA)としてStartを発見して、Startがライディッヒ細胞でテストステロン合成の制御に関わることを報告しました。今回は、Startが精母細胞でプロテアーゼ遺伝子の転写活性化に寄与することを発見し、Startの多機能性を示唆しております。精巣lncRNAに関する新たな重要知見です。


 

2022年7月28日(木) 助教の募集を開始しました



生殖発生生物学講座では木村グループで一緒に研究と教育に従事してくださる助教の募集を開始しました。公募の締め切りは9月30日(金)となっております。詳細は北海道大学の公募ページやJREC-INの公募ページをご覧ください。興味のある方は木村までお気軽にお問い合わせをお願いします。
→ご応募ありがとうございました。(10月1日追記)







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