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Legendre陪微分方程式
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(Ab.283) |
の解は、Legendre関数の導関数で表現できる。
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(Ab.284) |
と置くと、
となるので、これらを式(Ab.32)に代入すると、
となるから、
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(Ab.287) |
一方、式(Ab.16)を
回微分すると、
従って、
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(Ab.288) |
式(Ab.36)と式(Ab.37)を比較すると、
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(Ab.289) |
として式(Ab.32)の解を求める事が出来る。これをLegendre陪関数とい
う。
式(Ab.15)よりRodriguesの公式は、
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(Ab.290) |
ここで、
が一定に対して、
のノルムの大きさと、
の直交性を
示す。まず、
となる。直交性は、Legendre多項式の時と同様に部分積分し、次数より微分の回
数の方が上回る事を使って示される。従って、
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(Ab.291) |
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Masaru Inatsu
平成17年11月30日