実験室の様子

当研究室でよく行っている実験

当研究室では酵素(主にタンパク質分解酵素)の性質を調べる実験をよく行っています。酵素の性質を調べるためには、その酵素自体がないと調べられませんが生 体内にある酵素を精製することは通常とても大変です(特に微量しかない酵素など)。そこで、人工的に酵素を作製し、その性質を調べるという方法が一般的に 行われています。下の写真は、タンパク質を精製するための装置で、主に人工的に作製した酵素を精製するのに使用しています(最近は使用頻度が低いです)。

     目的のタンパク質を精製するの用いられる装置    左の装置で精製されたタンパク質を分画する装置
                           

次に精製した酵素がどのような性質を持っているかを調べます。当研究室では、タンパク質分解酵素について調べることが多いので、ここではタンパク質分解酵素 について紹介したいと思います。タンパク質分解酵素は、その名の通りタンパク質を分解する酵素なので、どのようなタンパク質を分解するかがまず気になると ころです。そこで、酵素によって切断されると発色したり、発光したりするといった細工を施したタンパク質を用意し、酵素と反応させてみます。専用の装置を 用いて発色や発光などを測定し、酵素が分解j活性をもっているか、またどんなタンパク質を分解するかを調ます。下の写真は当研究室が普段使っている装置で、 細工したタン パク質を分解させた後に蛍光を測定する装置です。

                          

 


                    





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