バッタ目 フタホシコオロギ

フタホシコオロギ(Gryllus bimaculatus)
 体長2.5から4cmで、アフリカ、南ヨーロッパ、アジアに幅広く分布する。オスは前翅の付け根にある硬いすじをこすり合わせて音を出し、メスに求愛する。学習能力が高く筆者の研究室で実験動物として使われている。脳は、複眼の後方に接する視葉、視葉からの投射をうける前大脳(前方)、触角からの情報を処理する中大脳(後方)、その下方にかくれている後大脳の3つの分節からなる。食道下神経節から出る多数の神経は、口器を支配する。

サイドバーの場所