ハチ目 セイヨウミツバチ

女王バチ

働きバチ

雄バチ

セイヨウミツバチ(Apis mellifera)
 養蜂に用いられる。女王バチは1.7cm、働きバチは1.0から1.3cm、雄バチは1.2から1.3cm。女王バチは幼少時からローヤルゼリーを食べて育つ。卵を産むのは女王だけ。ミツバチの学習能力や帰巣能力は昆虫でもトップクラス。フリッシュは、働きバチが巣の上でダンスを踊って蜜のありかを仲間に知らせる行動を発見し、ノーベル賞に輝いた。雄では複眼がよく発達している。腹部神経節は女王バチと雄バチでは4個、働きバチでは5個である。雌雄やカーストにより神経系の構造が異なるのは興味深い。ミツバチの複雑な行動は、そのちっぽけな脳でどのようにして実現しているのだろうか?

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