タコ目 マダコ

マダコ(Octopus vulgaris)
 体長約50から60cm。世界中の温帯域で普通にみられる。昼間は岩陰にいて、夜に活動して獲物を狩る。敵から襲われると墨を吐いて逃げる。眼は意外とよく発達している。8本の足神経が足神経節から前方にのびる。その後方に大きな脳があり、眼と視神経でつながっている。その後方に外套神経と内蔵神経が一対づつのびる。タコは無脊椎動物で最も複雑な構造の脳をもち、最も高度な知能を持つと考えられている。

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