平成30年度発足 新学術領域研究
発動分子科学

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若手は集う! 発動分子科学学際交流セミナー

プログラム

実施要領

 発動分子科学では、分野横断型・多分野融合型の研究スタイルにより、分子の動きが介在する現象の学術領域の構築を目指してます。学生レベルの相互理解と交流を意図し、計画研究B01-2(角五・景山:化学)と公募研究C02(住野:物理学)の共同で、「若手は集う! 発動分子科学学際交流セミナー」を、2019年8月29日に北海道大学で開催しました。

 企画内容やプログラム構成は、景山グループの小原君(博士課程2年生)と、住野グループの石川君(修士課程1年生)の二人に全て任せました。第1部・2部では、「なぜ物理学では、現象を数理モデル化して考えるのか」「数式を見たときに物理学者はどう読み取るのか」という化学系学生の疑問について、住野さんがホワイトボードを使って説明したほか、実際のモデル化の例について、石川君、岡田君(修士課程2年生)に紹介してもらいました。また第3部では、「合成の仕方を知りたい」「構造式の読み方について知りたい」という物理系学生の要望に対して、短時間で終わる有機合成反応を、小原君・李君(博士課程2年生)の説明の下で実体験してもらいました。角五グループの樺澤君(学部4年生)もセミナーに参加し、忌憚ない(空気を読まない)意見交換が進み、終了時間は予定より1時間遅れの18時に。小グループ・少人数での実施が故に、誰かが取り残されるということもなく、研究交流を行うことができました。

(文責:景山義之)

プログラム

写真:セミナーの様子

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