北海道大学大学院理学研究院 化学部門 液体化学研究室 景山義之

化学反応過程と自己組織化 Systems Chemistry

学部1年生

令和2年度1学期金曜日 5時間目 【化学・タイムトラベル】

昨年度までは二学期に開講していた科目です。
本科目は、抽選科目です。最大15名。 履修希望の届け出を忘れないように!
学生への諸連絡は、ELMSを利用して行う予定です。
注意:感染症に伴う授業内容等の変更を行う場合があります。

担当教員:景山義之(責任)・藤井翔・高橋幸裕・小林正人・吉田将己・分島亮・三浦篤志

参考:
令和元年度
担当教員:景山義之(責任)・藤井翔・高橋幸裕・小林正人・角五彰・吉田将己
平均GPA:3.45
平成30年度
担当教員:景山義之(責任)・藤井翔・高橋幸裕・小林正人・角五彰・鎌田瑠泉
平均GPA:3.64

学部2・3年生

平成31年度 化学実験ⅣA2

授業スケジュールの変更により、平成31年度は種目A2の開講しません。
平成30年度実施分の成績は、平成31年度末に告知されます。

化学講読「研究紹介」

本年度、この科目を担当するかどうかは未定です。

FY2018 Laboratory Work in Chemistry C (ISP Course)

Thank you for your attendance.

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卒業研究に向けて

学生にお奨めする本(読み物)

「生命をみる 分子と生命の化学」 Philip Ball著 赤木昭夫訳

 雑誌Natureの編集顧問だったPhilip Ballが記した"Stories of The Invisible"の訳書。2000年執筆・2002年訳書発刊で、当時の化学についての将来像などを語っています。その後十余年が過ぎ、若干古くなってきた章もあります。しかし、現在でも最先端研究として行われている内容がほとんどであり、化学の奥深さと面白さを学ぶのに良い本だと思います。文系の方が訳していることもあり、科学用語に誤訳などはある一方、とても読みやすい本だということもお奨めする理由です。

「科学者をめざす君たちへ 研究者の責任ある行動とは」 米国科学アカデミー編 池内了訳

 研究倫理と、研究のモチベーションについて説明されている本です。一度は読んでください。

卒業研究関連コンテンツ

 「界面」「ソフトマター」「分子複合体」といった景山の研究領域は、有機化学・無機化学・物理化学といった、百年以上の伝統を有する枠組みに収まるものではありません。化学・物理・数学・生物などの学問領域を融合した上で、新しい領域を切り拓く、先駆的先端研究領域です。私たちのグループでは、有機物理化学を基盤として、この融合領域に切り込んでいきます。

研究内容についての説明は:【研究】へ

指導する学生に求めるもの

(1) 学生には、社会性を求めます。

研究や勉学は個々人の営みです。しかし、社会の理解・周りの協力があって行えるものです。

(2) 学生には、向上心を求めます。

成績の良し悪しは全く気にしません。他人の評価に基づく成績では無く、自分自身で自分を評価し、伸ばしていこうとする、自主的な向上心を求めます。

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学生へのメッセージ

とにかく基礎科学を創造する大切さを理解してほしいと思います。

基礎科学研究とは、目的を明確に限る応用研究とは異なり、広く世界に役立つ研究です。また、長く世界に役立つ研究です。そして応用開発を行う基盤となる研究です。但し、収益につながることは稀です。

例えば、アインシュタインが提唱した相対性理論は、宇宙開発といった壮大な事柄から、原子分子レベルの小さな事柄、そしてGPSなど身近な物事に至るまで役立っています。一方で、相対性理論を提唱した結果、儲かったという話は聞きません。熱力学のギブスも、儲かったとは思えない一方で、その成果は、あらゆる理系産業で使われています。

日本は、応用研究への志向が強く、基礎研究への深い理解をもつ文化圏ではありません。それは私が子供のころから指摘されていた傾向です。そのことが、日本の国際競争力を頭打ちにしてきたばかりか、未来への夢を希求する力を落としてきました。

基礎研究は、人々を豊かに、また強くするものであり、大学が研究するべき対象です。また、基礎研究に対する造詣が、企業等での応用研究・商品開発研究の底力になります。
皆さんが、社会に出て真に活躍するためにも、また文化や経済を発展させるためにも、大学では、ともに基礎科学を学び、発展させていくことを望んでいます。

レポートについて

「正確に書く」ということは、著名な研究者ですら難しいことです(でたらめなことが書かれている本は、かなりあります)。また、今、正確だと思われていることも、将来は変わったりするものです。そして、すべての真理を理解することも、実現不可能なことです。なので、学生時代は、(内容の正確性よりも)「文章の論理構成」を意識してレポートを書いて欲しいと思っています。なお、採点基準は、教員によって異なるので注意(というか、開き直るように)!

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