November 14, 2018

Seminar (Start at 16:30)
Speaker:H. Kodama (YITP)
Title 重力波観測による究極理論探査
Abstract 超弦理論は,現時点で,自然界の最も根源的な基本理論の最有力候補であるが, そのことを直接示す証拠はない.現在,その証拠を求めて,様々な努力がなされているが, それらは大まかに3つに分類される.一つは,加速器実験を含む地上実験,二つ目は, インフレーションのCMBによる観測的研究,最後は超弦理論の予言する隠れたセクターの 引き起こす宇宙現象を用いるアプローチである.この講演では,この最後のアプローチに ついて,その基本的なアイデアを説明し,さらに超弦理論コンパクト化により生み出される 超弦アクシオンとブラックホールの相互作用が引き起こす宇宙現象の重力波観測により, 超弦理論コンパクト化についての情報を得る可能性についての我々の最近研究を紹介する.
Rehearsal of M1 Journal Club
Speaker:Cristopher CHUÑE (Hokkaido University)
Title Superstrings, compactification and gauge symmetry