コンパイルが正常に行われるとlib/にプログラムライブラリが, bin/に実行形式ファイルが作成されます.ちなみにライブラリ, 実行形式ファイルの名前はMkincludeのLIBOGCM,TARGETという変数で指定されま す.デフォルトではどうなっているかMkincludeを見て確認するとよいでしょう.
コンパイルを行って作成された実行形式ファイルを実行するには
SR8000にバッチジョブを投入する必要があります.
そのためにはスクリプトGOを実行するためのシェルスクリプトを
作成し(GO.sh,//lanina/E:/d/coco3.3/program/に置いてあります),
qsubコマンドを使ってSR8000にこのシェルスクリプトを以下のように
登録します.
qsub -N 4 -q a GO.sh
上のコマンドはGO.shを使用ノード数が4で,ジョブキューaへ登録したことにな
ります.北大大計のSR8000で利用できるジョブ区分は以下の通りです.
ジョブを投入する際に注意することは
ジョブキューa, b, cへ登録するときはRUN.par/GO中の変数DEFPARTをSPARAに設定し,
ジョブキューp, q, rへ登録するときはLPARAと設定することです.
ジョブ区分 | キュー | 演算時間 | 標準ノード数 | 最大ノード数 | 最大メモ リ |
a | 60分 | ||||
標準メモリジョブ | b | 360分 | 1 | 16 | 7GB |
c | 1440分 | ||||
p | 60分 | ||||
大容量メモリジョブ | q | 360分 | 1 | 4 | 14GB |
r | 1440分 |