略歴 (個人的なこと)


<査読> 博士号を取得した2000年に初めて学術雑誌の原稿査読を行って以降、足掛け20年間で、累計の査読数が2020年4月に100を超えました(下図; 再査読は除く)。常勤職に就いた2011年頃から本格的に査読依頼が増えた印象ですが、これは学術雑誌が増えたことも大きいように思います。2011年以降では、年間平均で約8本のペースですが、他の研究者と査読数について話をすることは無いので、多いのか少ないのか、よく分かりません。査読は勉強になることが多いので、依頼があれば極力引き受けるようにしていますが、ここ数年は学術雑誌の編集業務も増えてきたので、査読を断る機会が増えてきました(そうしないと研究時間が確保できません・・・)。

                 
査読を行った学術雑誌: (回数:再査読は除く)
    火山 (5)
    岩石鉱物科学 (6)
    地質学雑誌 (2)
    地学雑誌 (2)
    AGU Books (1)
    American Mineralogist (3)
    Australian Journal of Earth Sciences (1)
    Bulletin of Volcanology (3)
    Chemical Geology (3)
    Communications Earth & Environment (1)
    Computer and Geosciences (1)
    Contributions to Mineralogy and Petrology (1)
    Earth and Planetary Science Letters (2)
    Earth, Planets and Space (2)
    Frontiers in Earth Science (11)
    Geochemical Journal (3)
    Geochimica et Cosmochimica Acta (5)
    Geochemistry (3)
    Geochemistry, Geophysics, Geosystems (3)
    Geological Society of America Bulletin (1)
    Geological Society of London, Special Publications (1)
    Geology (2)
    Geophysical Journal International (2)
    Geophysical Research Letters (2)
    Geosciences (1)
    Gondwana Research (2)
    International Geology Review (2)
    Island Arc (11)
    Journal of Asian Earth Sciences (3)
    Journal of Earth Sciences (1)
    Journal of Geochemical Exploration (1)
    Journal of Geology and Geophysics (1)
    Journal of Geophysical Research (4)
    Journal of Iberian Geology (1)
    Journal of Mineralogical and Petrological Sciences (5)
    Jounal of Petrology (9)
    Journal of the Geological Society (1)
    Joural of Volcanology and Geothermal Research (1)
    Lithos (18)
    Mineralogy and Petrology (2)
    Minerals (2)
    National Science Review (1)
    Natural Resources Research (1)
    Scientific Reports (2)
    The Scientific World Journal (1)




<その他>防災対策
 仙台に住んでいた頃、いつか大地震が来るだろうと言われ続けていましたが、2011年に入って他大学への異動も決まり、地震に遭遇することなく乗り切れそうだと思いながら引越準備を進めていました。そして3月11日の数日前の火曜日に比較的大きな地震があり、これで地盤の歪みが解放されただろうから、もう大丈夫だろうと確信しましたが、その予想は外れてしまいました。たまたま3月11日の午前中に大学の居室の荷物搬出を終えており、自宅でも荷物の梱包が大方終わっていたため、物損はゼロでしたが、引越を見据えて冷蔵庫を空にしていたのが大誤算で、その後の食料調達では大変な目に遭いました。
 東日本大震災での経験を基に、それ以降の引越先ではやや過剰とも思える様々な備えを行ってきました。そして2018年に胆振東部地震で数日間の停電を経験し、それまでに行ってきた備えが検証される機会となりました。以下、我が家で行ってきた防災対策とメモです。

・生活水・・・20 Lのポリ製の灯油タンク6個分に、水を備蓄しています。胆振東部地震では停電でマンションの水道が数日間にわたって止まったため、この備蓄水は非常に重宝しました。

・コック付のポリタンク・・・胆振東部地震の際に最も役立ったものの一つがこれです。水の使用時に流量を調節でき、また両手が空いた状態で使用できるので、食器の洗浄、手洗い、顔洗い、歯磨き等が行いやすく、水の節約にもなりました。

・飲料水・・・50 L程度、ペットボトルで備蓄しています。

・非常食・・・家族でおおよそ1週間分の非常食(賞味期限が1年以上のもの)を備蓄しています(缶詰、レトルト、お粥のパック、そうめん、野菜ジュース、など)。毎年5月頃に、全て新品に入れ替えるようにしています。ちなみにカップ麺は意外と賞味期限が短いので、長期保存を念頭においた非常食としてはお勧めできません。

・サランラップ・・・料理も盛り付ける際に皿の上に敷くことで、皿を洗う必要が無くなり、水の節約になりました。

・カセットガス・・・30本程度、備蓄しています。当然ながらカセットコンロで使用して、料理や湯沸しに重宝します。また札幌の寒い冬に備え、カセットガスで動く暖房器具も準備しています。

・電源装置・・・カセットガスで動くタイプ(エネポ)。胆振東部地震の際には使用しませんでした。ただ、空気が汚れるために室内での使用は不可で、また5℃以下では使えないので、札幌の寒い冬場では無力であることが分かりました。

・乾電池・・・単1~単4まで、各20本程度を備蓄しています。なお、「水で働く非常用乾電池」なるものも東日本大震災後に購入しましたが、たまたまモノが悪かったのか、胆振東部地震の際には使用に耐えませんでした。

・手動充電型のラジオ兼懐中電灯・・・当然のことながら、非常に重宝しました。

・自家用車・・・東日本大震災の際には、カーナビのワンセグで情報収集を行いました。また3月で自宅が寒かったので、家族で暖を取るのにも利用しました。3.11の際には給油で非常に苦労したため、現在でもガソリン量が半分を切った時点で満タンにするようにしています。



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