2023年08月07日

楢本が共同研究として参画した研究がNature communications誌、Current Biology誌に掲載されました。

東北大学 稲葉研との共同研究により、ゴルジ体の層板間には、異なる亜鉛トランスポーターが存在すること。それらがゴルジ体層板間で亜鉛の濃度勾配を形成していること。そして、その濃度勾配により、タンパク質の品質管理がなされていることを見いだしました。

東北大学 経塚研との共同研究により、 コケ植物ゼニゴケのクローン繁殖体である無性芽の形成は植物ホルモンKAI2-ligand (KL) によって決定されていることを発見しました。また、体の一部からクローンを作る栄養繁殖の程度は、何らかの条件に合わせて無性芽形成ホルモンKL信号のオン/オフが切り替わることにより調節されていることを明らかにしました。

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