IL-CREES

International Laboratory for Coral Reef Environmental Earth Sciences 

日本学術振興会 頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム 採択事業

国際サンゴ礁地球環境学ラボラトリー

 
 

海外派遣若手研究者の公募について


平成23年2月3日

北海道大学大学院理学研究院

 派遣プログラム主担当者 渡邊 剛


北海道大学大学院理学研究院では「複合的なアプローチによる生物源炭酸塩骨格を用いた地球環境変動の解明」を研究課題として「平成23年度から平成25年度 日本学術振興会 頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」に採択されました。このプログラムでは、世界でこの分野をリードしている国内外の若手研究者を中心に協同し、国際的なネットワークの構築と国際共同研究を推進することを目的としています。

このたび、本プログラムの趣旨に賛同し、提携先の研究機関に滞在しながら、生物源炭酸塩骨格を用いた地球環境変動の解明に関する研究を進めてくれる、意欲的な若手研究者を数名募集します。本事業で派遣される若手研究者は、それぞれの派遣先で先端研究分析の技術を学ぶことはもとより、国境を越えた研究ネットワークを用いた国際共同の必要性を理解し、次世代の国際研究組織を組織し牽引するリーダー的な人材となることを期待されます。


【研究内容】

以下の一つもしくは複数の研究テーマに沿って、海外の提携先研究機関において研究を進めて頂きます。採択者は平成24年度から25年度で少なくとも合計1年間以上、提携先の研究機関に滞在して研究を進めてもらいます。複数回の渡航、複数研究機関にわたる研究遂行も可能です(応募者自身の研究内容が本プログラムの趣旨に沿っている場合は別途考慮致しますので相談ください)。


サブテーマ:

生物源炭酸塩骨格の同位体比を用いた地球環境変動の解明

生物源炭酸塩骨格の微量元素を用いた地球環境変動の解明

生物源炭酸塩骨格の局所分析技術を用いた地球環境変動の解明

生物源炭酸塩骨格の続成作用の解明

生物源炭酸塩骨格の微細構造と石灰化過程の解明

生物源炭酸塩骨格の形成年代の解明


【提携先研究機関】

Helmholtz Center for Ocean Research, Kiel, ドイツ

RWTH Aachen University, ドイツ

University of Western Australia, Western Australia, オーストラリア

National Taiwan University, 台湾


【応募資格】

平成24年4月1日現在、42歳以下の研究者もしくは博士課程大学院生


【提出書類】

1)履歴書 1部

2)研究業績リスト 1部

3)研究計画および抱負(A4版1枚程度の和文および300文字程度の英文の概略) 1部

4)雇用先・所属先もしくは指導教員の同意書 1部


【応募締切および応募方法】

以上4点の書類を平成24年3月24日までに下記の問い合わせ先まで、メール添付・郵送・持参のいずれかの方法で提出してください。


【選考方法】

書類選考の後、採択候補者には平成24年4月中旬に開催される国際ワークショップにて発表してもらい、採択を決定します。なお、国際ワークショップに参加するための旅費は当方で支給します。


【支給費用】

一年間滞在した場合、旅費(往復の航空運賃、滞在費)として530万円相当が支給されます。滞在先や日数などの条件により変更になる可能性があります。途中に一時帰国した場合の旅費は支給されません。


本事業に関する詳細は下記のwebサイトに掲載してあります。

http://il-crees.sci.hokudai.ac.jp


ご不明な点などございましたら、お気軽に下記まで問い合わせください。


【書類提出先および問い合わせ先】

〒060-0810 北海道札幌市北区北10条西8 北海道大学理学部6号館9-02

北海道大学大学院理学研究院

自然史科学部門 渡邊 剛

TEL : 011-706-4637

E-mail : nabe(at)mail.sci.hokudai.ac.jp

 

公募