A. かんじるときと、かんじない(きづかない)ときがあります。大きなじしんのばあいは、そとであるいていてもかんじます。ゆれそのものをじぶんがかんじなくても、でんせんが大きくゆれたり、たてものがゆれる音やガラスがガタガタいう音などできづきます。ときには、ガラスがわれる音や、大きなゆれにびっくりしたひとの「きゃー」というこえできづくこともあるかもしれません。
そとで大きなじしんをかんじたときは、(1)へいなど、たおれてくるとけがをするようなものからはなれる、(2)上からおちてくるものがないところにひなんすることがたいせつです。ビルのガラスがわれておちてくることがあるので、よこだけでなくうえにもちゅういしましょう。しかし、急にくるまのはしっているどうろにとびだすと、こうつうじこになることもあるので、あわてないこともたいせつです。
(地震観測研究分野・山田卓司)